年式 | 2023年 |
走行距離 | 0.1万km |
外装色 | ブラックサファイア(メタリック) |
内装 | Individualエクステンドレザー・メリノコーヒー・ブラウン/ブラック |
車検 | 2026年9月 |
車輌価格 | SOLD OUT |
Main equipment
・2022y BMW X7 M60i Xドライブ 正規ディーラー車
・4,394cc V型8気筒DOHCツインパワーターボ+モーター530ps/5500rpm 750Nm/1800-4600rpm
・8速AT(Mステップトロニック)
【オプション装備】
・スカイラウンジパノラマサンルーフ¥137,000
・Bowers&Willkinsダイヤモンドサラウンドシステム¥649,000
・Mスポーツパッケージプロ¥110,000
・Mカーボンファイバートリム¥151,000
・22インチMライトアロイホイールVスポーク755Mジェットブラック¥55,000
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2023年9月に新車登録された、BMW X7 M60i Xドライブが入庫しました。
今回入庫したお車は、ブラックサファイア(メタリック)のボディーペイントに、インテリアがIndividualエクステンドレザー・メリノコーヒー・ブラウン/ブラックという組み合わせのお車です。
1オーナー、走行0.1万km、屋内保管、禁煙車、メーカー新車保証付きです。
X7の国内発売は2019年6月ですが、今回入庫したお車はマイナーチェンジ後の最新のお車です。マイナーチェンジ後のX7は、外装、内装、メカニズムがくまなくアップデートされていますが、もっとも目立つのはやはり“顔”です。キドニーグリルのサイズはすでに限界だったのか、今回は基本デザインも含めて大きく変わりません。かわりに夜間にあやしく輝くLEDが内蔵されて、ヘッドライトが2階建てデザイン(メインビームは下段)の「ツインサーキュラー&ダブルライト」となりました。これはつまり、新型7と似た顔つきに整形されたともいえ、ならび立つフラッグシップの顔になっています。
内装は2枚の大型液晶を一体化したカーブドディスプレイやトグル式の小型シフトセレクター、スリムなエアコン吹き出し口など、随所に最新世代のアイテムをあしらっています。助手席前のイルミネーションも、デザインはちがえど新型7にも見られるディテールです。
通常のX7は3リッター直6ディーゼルと4.4リッターV8ツインターボというエンジンラインナップは従来と同様ですが、駆動アシストもするスターター兼発電機による48Vマイルドハイブリッドが全車に追加されました。
パワートレイン性能を象徴するグレード数字が大きくなり、今回入庫した「Mパフォーマンスエンジン」のV8搭載車は、従来の「M50i」から「M60i」へと改名されました。
ただし、エンジン本体の性能値(最高出力530PS/5500rpm、最大トルク750N・m/1800-4600rpm)も、4.7秒という0-100km/h加速性能値も従来と変わりありません。出力で12PS、トルクで200N・mをうたうマイルドハイブリッドが追加されても、公表されるトータルのシステム出力は、なぜかエンジン単体性能から上乗せされていません。
「では、なぜ50から60なのか?」ですが、今回のマイチェンで30kg重くなってもスピードが変わらないということは、差し引きでパワートレイン性能が上がっている計算になるのは間違いありません。しかも、WLTCモードのカタログ燃費にいたっては7.5km/リッターから8.2km/リッターへと向上しており、マイルドハイブリッドのおかげです。
クルマに乗りこもうとすると、外側のドアハンドルが伝統的なグラブ式であることに気がつきます。最近フルチェンされるBMWのドアハンドルは電磁式、手動式を問わずにフラッシュサーフェス化されていますが、さすがにこの部分もマイチェンでの手直しは困難だったのでしょう。
運転席に座って、新しいシフトレバーに手を伸ばすと、「コンフォート」「スポーツ」「エコプロ」「ぷりぷり県」といった、これまた見慣れたドライブモードボタンが健在です。最新のBMWはエアコンやシート、イルミネーション、あるいはアロマまでが一体となって乗り味を演出する「マイモード」が売りですが、それもマイチェンでは導入できないくらい凝った技術ということでしょうか。
それにしても、4.4リッターV8ツインターボは、「M8」が積む頂点の「Mハイパフォーマンスエンジン」よりは控えめな仕様ながら、素直にたまらなく気持ちいいです。最新ターボらしく低速域からトルキーなのに、4000rpm以上で本領を発揮しはじめて、最上の「スポーツプラス」モードでは5000~6000rpmでいよいよレスポンスを増していく。という回転上昇にともなうドラマはいかにもMです。
これほどのチューンでありながら、低速域でのスロットルの細かいオンオフでも過給ラグめいたものをほとんど感じさせないのは、エンジンの素性のよさに加えて、マイルドハイブリッドの効果でしょう。
さらにエコプロモードやコンフォートモードだとギアシフトが滑らかそのものなのはいかにもラグジュアリーSUVらしいです。しかし、スポーツ、そしてスポーツプラスとモードを上げるにつれて、変速の小気味よさとともに、あからさまなシフトショックが発生するようになります。こんなとき、4.4リッターV8ツインターボが、量産エンジンとしての絶対性能が頂点クラスのひとつということを、あらためて思い知ることになります。
ナビでルート案内してもらうと、ポイントごとにセンターディスプレイに前方カメラ映像が映し出されて、進むべき方向を示すアイコンが前景に重ねて表示されます。いわゆる「AR(拡張現実)機能搭載ナビ」も今回から標準搭載された新技術です。
ARナビはBMWより少しだけメルセデスが先行しました。画面上に方向指示器のように巨大な矢印が鮮やかに点滅するメルセデスと比較すると、転回する小さなアイコンと控えめな矢印によるBMWのほうが見た目はスマートで大人っぽいですが、純粋な視認性や分かりやすさでは先行したメルセデス方式に軍配が上がります。現状ではもろもろの都合で異なるデザインを使っていますが、このあたりはメーカーの壁を越えて共通化できればいいのにと思います。
新しいX7には22インチホイールを装着しています。車体が無粋に揺すられることはなく、また低偏平タイヤ特有の突き上げもほとんど感じさせず、コンフォートモードの、ゆったりした快適至極な乗り心地には素直に感心します。街なかではよくも悪くも柔らかな上下動が目立ちますが、そのまま高速に乗り入れると、速度が高まるにつれてフラットに落ち着いていきます。その乗り心地には、Mなのに「やんごとなき」オーラすら漂います。
いっぽうで、スポーツもしくはスポーツプラス(両モードではパワートレイン制御が変わりますが、シャシー関連制御は共通)に設定すると、走りも一変します。エアスプリングに連続可変ダンパー、前輪の可変ギアレシオステアリング+後輪操舵、アクティブスタビライザー、リアトルクベクタリング…といった電子制御が、寄ってたかってこの全高1.85m、重さ2.6t以上の鉄とアルミのカタマリをほとんどロールさせず、わずかでもヨーが発生していれば、アクセルオンでグイグイとインに引きずり込むように曲げていきます。この巨体をまるでホットハッチのように走らせるのは素直にすごい技術です。
因みに「ヨー」とは何だよーと思われている方に勝手ながら説明をさせて頂きます。
クルマは三次元の動きをしながら移動しています。この動きをそれぞれ分割して考えるために大切なのがどの軸を中心にして動いているかということです。
まず前後に貫いている軸、これをX軸と呼びます。X軸を中心にして動く動きがロール(ローリング)です。ですからX軸はロール軸とも呼ばれます。この動きはクルマが左右に揺れる様子に現れます。
次がクルマの真横に貫く軸があります。これをY軸と呼びます。Y軸を中心にして動く動きがピッチ(ピッチング)です。ですからY軸はピッチ軸とも呼ばれます。この動きはクルマが上下に揺れる様子に現れます。上下と言っても軸を中心とした動きのことです、加速するときにフロントが持ち上がったり、ブレーキのときにフロントが下がったりするのがピッチです。ビッチとは直訳するとメス犬です。そこから先はお察しください。
最後ひとつがZ軸を中心としたヨーという動きです。ヨーは3つの動きのなかで最もわかりにくい動きだと言えるでしょう。ヨーの動きを考えるときは手こぎボートに置き換えるとわかりやすいです。手こぎボードで片側のオールだけを漕ぐとボートを上下に貫いた軸を中心に回転運動を始めます。手こきではありあません。これがヨーです。手こきではありません。
マイナーチェンジを受けたBMWのフラグシップSUV「X7 M60i xDrive」は、驚くほど洗練された高級スポーツSUVです。
ベンテイガにもGLS63にもデザイン斬新さ、迫力は負けておりません。でもお値段は約半分です。
グリルからホイールまでブラックで纏められており、とてもかっこいい新型X7の最上級モデルM60iです。
是が非でも自分で所有したい一台です。小生そんなお金の余裕はありません。同情するなら金送れとはよく言ったものです。送金を願います。
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