年式 | 2022年 |
走行距離 | 0.3万km |
外装色 | ハイテックシルバー/ノーティックブルー |
内装 | クリスタルホワイト ナッパレザー |
車検 | 2025年12月 |
車輌価格 | SOLD OUT |
Main equipment
・2022y メルセデス・マイバッハ GLS600 4マチック エディション100 正規ディーラー車
・3982cc V型8気筒DOHCツインターボ(558ps/6000-6500rpm 730N・m/2500-4500rpm)
+モーター(22ps 250N・m)
・トランスミッション 9速AT
・駆動方式 フルタイム4WD
・ボディーサイズ:全長×全幅×全高=5205×2030×1838mm
・車両重量:2840kg
・乗車定員:4人
オプションその他装備
・前後ドライブレコーダー
・レーダー探知機
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Mercedes-Maybach GLS 600 4MATIC エディション100が入庫しました。
2022年12月登録、走行距離は0.3万km。新車保証は令和7年12月までとなり、延長することも可能です。1オーナーのお車で、屋内保管禁煙車となります。
メルセデス・マイバッハGLS600 4MATICエディション100は、世界限定100台の特別仕様車であり、そのうちの31台が日本に導入されました。
ボディーカラーは「ハイテックシルバー」と「ノーティックブルー」を組み合わせた同車専用のツートンカラーペイントで、足もとには専用デザインの23インチダークプラチナムディッシュプレートホイール(鍛造)を装着しています。一方インテリアでは、シートやルーフライナーなど各所にクリスタルホワイトのナッパレザーを採用。インテリアトリムにはハイグロスブラックフローイングラインピアノラッカーウッドを用いています。
メルセデス・マイバッハは、究極のラグジュアリーを追求したブランドです。
メルセデスならではの先端技術に、マイバッハの伝統と格式が加えられています。
これ以上の贅沢を見つけるのは、なかなか難しいといわれる所以です。
圧巻のサイズと、溢れ出るパワー。超弩級のSUVとして唯一無二の存在感を放ちます。路上の王者とでもいうべき存在がこの一台です。フロントグリルを取り囲むクロームフレーム上部中央には「MAYBACH」の刻印があり、ダブルネームであることをさりげなく主張しています。メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATICは、初めてのマイバッハにおけるSUVラインナップです。
エディション100はボンネットのエンブレムがマイバッハエンブレムとなります。通常のGLS600はスリーポインテッドスターです。
知る人ぞ知る”という慣用句の意味は、「広くは知られていないが一部の人にはその存在が非常によく知られている」で、“マイバッハ”はそんな自動車ブランドのひとつと言えるかもしれません。このマイバッハの希少性や生い立ちは、時計メーカーのA.ランゲ&ゾーネになんとなく似ていると思います。ブランドの名前になっている創設者はいずれも腕の立つエンジニアで、息子とともに会社を設立しています。一時期、そのブランドは消滅するものの“The Best of The Best”のプロダクトにより見事な復活を遂げ、最高の上質とは何たるかを知る人々に価値を見いだされ、両社ともにそれぞれの分野の最高峰に君臨しているからです。
現在、メルセデス・ベンツは4つのブランドを展開しています。ひとつはもちろんメルセデス・ベンツ。これにハイパフォーマンスに特化したメルセデスAMGと電気自動車専用のメルセデスEQ、そして究極のラグジュアリーを追求したのがメルセデス・マイバッハで、4ドアセダンのマイバッハSクラスと、SUVのマイバッハGLSを供しています。
名前からも容易に想像がつくように、いずれもメルセデス・ベンツの既存モデルをベースに開発されています。つまり、各種性能や安全性には先進技術が惜しみなく投入されており、自動車という工業製品としては絶対的な信頼が担保されています。これにマイバッハの伝統と格式が構築されているのがマイバッハSクラスやマイバッハGLSなのです。
では、マイバッハの伝統と格式とはどういうものなのか。マイバッハは1920年代から30年代にかけて、そのエレガントで絢爛たるスタイルと完璧なクラフトマンシップによる芸術品のような質感が、今で言うところの世界中のセレブを魅了して止みませんでした。そして当時の類い希なる技術力の高さと良質な雰囲気が、現代のマイバッハにも宿っています。
それは例えばマイバッハ GLSの室内にも垣間見えます。コックピットディスプレイとセンターディスプレイが1枚ガラスで覆われて、これを本革のダッシュボードが包み込む様は、まさに先進と伝統の融合の一端と言えます。ちなみにマイバッハ GLSのシート表皮に使われている柔らかく耐久性にも優れたナッパレザーは、高度な技術を要するボックスプリーツ加工により、身体が触れた時の優しい風合いを醸し出しています。
電動格納式ランニングボードはマイバッハ GLSのためだけに開発された装備です。ドアハンドルを引くとサイドスカートの内側に格納されていたランニングボードがスッと現れて、乗り降りをしやすくしてくれます。その絶妙なタイミングと所作は、高級旅館で仲居さんがスッと靴べらを差し出してくれるようなおもてなしのようでもあります。
うっかり電動格納式ランニングボードの存在を忘れて至近距離でドアを開けると、脛骨(弁慶の泣き所)に顔を出したランニングボードがぶつかり「はうっ」となります。いちもつには当たりません。
マイバッハ GLSは、メルセデス GLSをベースにしているとはいえ、そっくりそのまま使用しているわけではなく、マイバッハと呼ぶにふさわしい改良が施されています。メルセデス GLSに装備される3列目シートがマイバッハ GLSには見当たりません。その代わり、2列目のシートを120mm後方へずらし、仕事にもリラックスにも適した極上の空間を後席に作り出しています。
マイバッハ GLSはSUVがゆえの車高の高さを考慮してエアサスペンションを標準装備、状況に応じて車高を調整します。マイバッハ GLSの前席は250mm、後席は280mm、それぞれヒップポイントがマイバッハSクラスよりも高くなっていますが、このエアサスペンションと前述のランニングボードにより、乗降性の問題を見事にクリアしています。また、E-ACTIVE BODY CONTROL(ダイナミックカーブ機能付)と呼ばれるアクティブサスペンションが標準装備されていますので、マジックカーペットライドと称されるフラットで快適な乗り心地が提供されます。
3,982ccのV型8気筒ツインターボエンジンはマイバッハGLSにもマイバッハSクラスにも搭載されるユニットです。ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)はモーターがエンジンをアシストする機構で、つまり電動化にも対応しています。また、エンジンの負荷によっては8気筒のうちの半分の4気筒を休止するなど、地球に優しいエンジンでもあります。ISGや気筒休止といったアイテムはハードウェアそのものはもちろんその制御も難しく、これが実現できるのはメルセデスの技術力と先進性に因るところに他ならないのです。
メルセデス・マイバッハは当初、セダンのみが販売されていました。ところが市場の多様化が進み、メルセデス・マイバッハでもSUVを仕立てることになったのです。もちろん初めてのマイバッハにおけるSUVラインナップであり、ゼロからまったく新しいモデルを開発するという手もなかったわけではありません。しかし、すでにメルセデス Sクラスをベースにマイバッハ Sクラスを作り上げた実績がありましたし、市場で高い評価を受けているメルセデス GLSを活用することで高次元のSUVを生み出す方法を選んだのです。そしてそれはメルセデスの単なる焼き直しではなく、マイバッハの歴史に刻み込まれるのにふさわしい逸品となりました。
言ってみれば、メルセデス・マイバッハは究極の“ダブルネーム”であり、これ以上の贅沢を見つけるのはなかなか難しいのではないでしょうか。
創設者であるウィルヘルム・マイバッハをゴットリープ・ダイムラーが見いださなければ、メルセデス・ベンツも存在しなかったかもしれません。マイバッハの「MM」のエンブレムは、「マイバッハ・モトーレンバウ」の略です。ばう
1846年にドイツで生まれたウィルヘルム・マイバッハは不遇な幼年期を過ごしたものの、エンジニアとしての才能を開花させ、ダイムラー・モーター社のゴットリープ・ダイムラーに見いだされ、メルセデス35HPをふたりで開発しました。1900年にダイムラーが亡くなったのを機会にマイバッハもダイムラーを去り、後に息子も加わり1918年にマイバッハ・モトーレンバウという自動車メーカーを設立、1921年にマイバッハW3を発表しました。
このクルマは当時のドイツ車としては初めての4輪ブレーキやプラネタリーギヤを用いたトランスミッションなど革新的な技術が盛り込まれていました。いっぽうで内装にはウッドパネルや本革が惜しみなくあしらわれ、現在の高級車の原型とも言うべき豪華さも誇っていたのです。
生産台数が約1800台に達した1941年に自動車製造業に一旦幕を閉じましたが、2002年には当時のダイムラー・クライスラーがメルセデス・マイバッハのブランドを復活させました。以来量産車のみならず、多くのコンセプトカーを世に送り出し、業界をリードしているのです。
Mercedes-Maybach GLS 600、初めて見た時、言葉をのみました。ラグジュアリーを圧倒的なサイズとクロームの量で表現しています。クロームの質、表面のなめらかさと光沢に、戦前の「グロッサー・メルセデス」もかくやであったに違いない、と思います。タイヤ&ホイールは、なんと23インチ。威風堂々、映画『ベン・ハー』に出てくるローマの戦車みたいです。タイヤはフロントが285/40、リアが325/35。こんなにペッタンコでワイドなタイヤを履くSUVがあらわれるとは。
ドアを開けると、フロアからランニングボード、いわゆるステップが音もなくスーッと出てきます。ごとん、とか無粋な音は発しません。長さ2mはある立派な、大人が上に乗ってもミシリともいわないアルミ製の頑丈なボードが、無音で、しかも瞬時に電動で出てくるのです。
『あまり近くに立っていると、スネをぶつけるのでご注意ください。』
とメルセデスの方に言われていたのに、すっかり忘れてしまい、ドアを開けたときに何度もスネに当ててしまいました。ショーファードリブンの証しというべきか、このボードは後席の住人向けに幅が広くなっていることもあります。でも、何かに接触すると、そこで止まるので、スネに当たって痛い、ということはまったくありません。
乗降性を高めるために標準装備のエアサスペンションが25mm、最低地上高を低めてもいるはずですが、あまりに動きがスムーズなので、それと気づかず、山のように大きなクルマなのに案外乗り降りしやすいと感心するのみです。
ドアを開ければ、漆黒のレザーで覆われた世界が広がります。シートだけでなく、ドアの内張りも黒です。
ベースは7人乗りSUVの「メルセデス・ベンツGLS」です。もちろんGLSは、「S」の文字がつくメルセデス・ベンツの頂点に君臨するSUVです。その頂点のSUVを、動力性能はAMG、究極のラグジュアリーはマイバッハ、と明確に役割を分けています。
マイバッハのラグジュアリーは、細部の動きをせっせと磨くことで、シュープリームな立ち位置を確立しようとしており、その磨き込みは驚嘆に値します。
ドライビングフィールは終始、巨大なモノに乗っている感があります。全長×全幅×全高=5205×2030×1838mm、ホイールベース=3135mmというボディーサイズはカリナンより若干小さい程度です。つまりもう、SUVの限界サイズといっていいほどの大きさです。
カリナンはホイールベースが3295mmと、GLSよりさらに160mmも長ですが、ボディーが四角いぶん、見切りが良い。それに対して、GLSは全体に丸みを帯びています。ともかく慣れるまで、おっかなびっくり、あまり普段体験しないサイズのモノを操っている感があります。
乗り心地は、23インチという巨大なホイール&タイヤにもかかわらず、SUVのショーファードリブンとして「完璧」です。サルーンと違って、ちょっぴりワイルドな硬さを感じさせはしますが、それも雰囲気のうちです。100km/h巡航は、ワイドな9段オートマチックのおかげで、ほんの1200rpmほど。全高が高くて、ルーフレールも備えているにもかかわらず、風切り音はよく抑えられています。キャビンと荷室との間は隔壁によって完璧に分離されており、ロードノイズの侵入を許しません。
ドライブモードを変える「ダイナミックセレクト」は、「コンフォート」が標準で、「スポーツ」「マイバッハ」「カーブ」の4つのモードがあります。マイバッハモードはショーファーモードです。その意味では標準といってもよいのですが、快適性を最優先すべく、2速発進になって、アクセルペダルを踏んでも加速が穏やかになり、トランスミッションのギアシフトの回数が少なくなります。それによってドライビングをスムーズにするのです。アイドリングストップ機能も、再始動時の振動をなくすためか、停止します。
後席は広大です。GLSの3列目シートを取っ払い、後席VIP用のシートを120mm後ろにずらすことでレッグルームを増やしている。その長さたるや1103mm。石原裕次郎は公称、身長183cm、股下90cmだったそうだけれど、裕ちゃんの足より長い。ヘッドルームはバックレストを寝かせない、通常の状態で1020mmあります。顔を上げると、日本仕様は広大なパノラマグラスルーフが標準になっていて、しかも天井まで1mも空間的余裕があります。
都市で使ううえでのSUVボディーの最大のメリットは、それこそ戦前のグロッサー・メルセデス並みに着座位置が高くて、見晴らしがよいことです。「Sクラス」に比べると、前席のドライバーは25cm、後席の住人はおよそ28cm高い位置に座るかたちとなります。後席の背もたれは最大43.5度倒すことができ、「ホットストーンマッサージ」なんて機能まで付いています。ああ、贅沢は素敵です。
信号待ち等で、このクルマが隣に来たら、Sクラスに乗るひとも見下ろされる。そうすると、ホイールベースでは261mm勝っている「マイバッハSクラス」のオーナーも見上げざるを得ません。
隣のクルマが小さく見えます、という価値の究極がメルセデス・マイバッハGLS600です。エディション100の新車価格はメルセデスマイバッハGLS600より743万円アップの3570万円です。
特別仕様車専用ツートーンペイントと専用ホイールデザインの鍛造23インチアルミ、クリスタルホワイトのナッパレザーシートとナッパレザールーフライナー等、相当お金がかかっております。
内装のクリスタルホワイトのナッパレザーシート、ナッパレザールーフライナー、そしてハイグロスブラックフローイングラインピアノラッカーウッドインテリアトリムをあしらうことで、メルセデス・マイバッハを体現する美しさと高級感が漂うインテリアに仕上がっております。
一言でいうと室内は夜なのにとても明るいなと思いました。(小並感)
メルセデス・ベンツとは異なるマイバッハ独自のグリルと圧倒的なクローム量の別の顔が手に入るのです。メルセデスのSUVでは唯一、ボンネットにマイバッハのマスコットを備えてもいます。
後席後方にはパーセルシェルフが付いた固定式パーティションを設置し、居住スペースとラゲッジスペースを分離しています。
後席の間には専用シャンパングラスの収納部と750ccのシャンパンボトル3本が入る大型クーリングボックスを装備しています。センターコンソールには温度調整機能付きのカップホルダーを配置しています。グラスホルダーは置くとツメが出てきて倒れないようになっています。また、ナッパレザーのアームレスト前方には、快適機能のすべてを操作できる7インチ画面のMBUXリアタブレットを装備しています。MBUXリアエンターテインメントシステムのモニターも後席左右に配置し、様々なコンテンツをリアシートで楽しむことができます。リラクゼーション機能は全シートに標準装備しています。各バックレストには身体に圧力を加えるポイントが10か所あり、シートヒーターとの組み合わせで温めながら押圧を行うことも可能です。
スマートフォン置き場にはワイヤレスチャージング機能を装備しています。USB(Type-c)ポートも2個装備しています。格納式テーブルや専用のヘッドホンも装備しています。
また、ノイズ軽減タイヤやフロントおよびサイドウィンドウに遮音ガラスを採用しています。静粛性が高く、理想的なオーディオルームにもなります。標準装備となるブルメスターハイエンド3Dサラウンドサウンドシステムは、高性能スピーカー27個と24チャンネルアンプ、合計出力1590Wのシステムにより、優れたクオリティのサウンドを実現しています。さらに前後席間の会話をサポートする双方向車内通信システムも備えています。
メルセデス・マイバッハというとメルセデスの最高級車となりますので、後席に乗るイメージが強いと思われがちですが、乗ってみると静粛性のなかに運転する楽しさがあります。
AMGと比較するとエンジン音こそ静かですが、品のあるパワー感、アクセルのレスポンス、大きさを感じさせない適度なステアリングの重さ、固くはないけれどしっかりとした乗り心地、最上級ながら乗っても非常に楽しい車です。
現在の走行距離は3,000kmを僅かに超えたばかりです。人生100年時代と言われる今日この頃、ほぼ新車に近いコンディションの一台です。
なかなか入庫する機会の無い貴重なお車です。世界限定100台、日本限定31台、走行距離3,000km、池中玄太80キロです。
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