年式 | 1969年 |
走行距離 | 不明 |
外装色 | ホワイト |
内装 | ダークブルーレザー |
車検 | 無し |
車輌価格 SOLD OUT | |
オプション詳細他
・1969y Mercedes-Benz 280SL AUTOMATIC ・内装色 ダークブルーレザー ・2,770cc 直列6気筒SOHC 170ps/5,000rpm 24.5kg/4,250rpm ・4速AT オプション ・パワーステアリング ・クーラー ・パワーウインドウ 社外品 ・BILSTEINショックアブソーバー ・Nakamicti CD-45Z (アンプ内臓) CDプレーヤー ・KOSO サーモメーター(デジタル水温計) ・ETCユニット 整備履歴 1995年3月 臨時整備 専門工場にて エアコンガス点検補充、下回り音点検ロードテスト、エンジンオイル交換、ディファレンシャルギヤ、トルクコンバーター分解点検、トランスミッション分解点検 1995年6月 臨時整備 1,129km 正規ディーラーにて エンジンオイル、オイルフィルター、デフオイル交換、パワーステアリングホース、ギヤボックス取り付け部修正、スピードメーターオーバーホールアランス調整、シリンダーヘッドボルト増し締め、エンジン調整 1995年7月 臨時整備 専門工場にて エアコンコンプレッサー、クーラーガス、プーリー交換、ダイナモ脱着、電源リレー取付、チェンジポジション交換、カムシャフト脱着清掃、ロックアーム脱着清掃、アジャストスクリュー脱着清掃、タペット調整、エンジン調整、ボンネットワイヤー交換、エンジンオイル交換 1998年6月 7,327km 24か月車検整備 正規ディーラーにて エンジンオイル、LLCロングライフクーラント、クランクシャフトシール、ブレーキホース、タイロッドブーツ、エンジンオイルパンガスケット交換 2000年6月 9,879km 24か月車検整備 正規ディーラーにて エンジンオイル、オイルフィルター、LLCロングライフクーラント、Vベルト3本、ワイパーリフュール、アッパーホース、サーモスタット交換 2004年6月 11,328km 24か月車検整備 正規ディーラーにて エンジンオイル、オイルフィルター、ブレーキフルード、スパークプラグ、ポイント交換 2006年8月 11,551km 24か月車検整備 専門工場にて ボディ下回り清掃、フロントサスペンション、前後ブレーキ分解給油、ブレーキフルード、リアブレーキパット交換、エアコンアイドル修理、エアコンガス漏れ修理、コンプレッサーシール交換、エアコンハーネス修理、エアコンガス真空引き、エアコンガス補充 2009年9月 12,549km 4か月車検整備 専門工場にて ボディ下回り清掃、前後ブレーキキャリパー分解シール交換、ブレーキフルード、ブレーキパットピン交換、Fハブベアリング調整、ハブグリス交換、トランスミッションオイル漏れ脱着修理、トランスミッションシールガスケット交換、ATF交換、スピードメーターハウジング交換、ダイナモベルト、エアコンベルト、パワーステアリングベルト交換、プラグ交換、スピードメーター修理、時計修理 2014年5月 13,800km 24か月車検整備 専門工場にて エンジンオイル、オイルフィルター、ブレーキフルード、パワーステアリングフルード交換、セルモーターオーバーホール、ディストリビューター改造、フルトラキット取付調整、イグニッションコイル交換、イグニッションコイルレジスター取付、エンジンルームリレー取付直し(場所移動)、オーディオ交換、電動ファン・ファンカバー、バッテリーカバー塗装 大変お洒落で貴重なメルセデスベンツが入庫しました。1969年モデルのMercedes-Benz 280SLです。1994年までアメリカ・カリフォルニアで1オーナーだったお車です。カリフォルニアは雨が少なく湿度も低い為、ボディのコンディションの良いビンテージカーが多くあることで有名です。 1994年から1995年までカリフォルニアにてフルレストアが行われております。 レストアの内容は下記の通りです。 ・エンジン・フルオーバーホール ・インジェクションポンプ交換 ・パワーステアリングポンプ交換 ・全ホース類交換 ・エアコン/コンプレッサー交換 ・全ブレーキホース交換 ・ブレーキマスターシリンダー交換 ・フロントサスペンション交換 ・前後ショックアブソーバー交換 ・全エグゾーストシステム交換 ・エンジンマウント交換 ・サブフレームマウント交換 ・クロームメッキモール交換 ・オリジナルラジオ交換 ・ディファレンシャル・シール交換 ・マウントブッシュ交換 ・ドライブシャフトディスク交換 ・ボディ下回りレストア ・燃料ホース交換 ・フューエルタンク交換 ・全ウエザーストリップ交換 ・トランスミッション・オーバーホール ・ヘッドライト(ヨーロッパ仕様)交換 ・内装(カーペット含む)交換 ・フロントガラス交換 ・前後ブレーキローター交換 ・ブレーキキャリパーリビルト ・スタビライザーブッシュ交換 ・前後タイヤ交換 ・シフトクロームカバー交換 ・ソフトトップ交換 ・ステップモール交換 ・オイルパン交換 ・ヒーターボックス・リビルト ・ヒーターコントロールノブ交換 ・ウッドパネル再生 ・ボディフルレストア全塗装 |
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備考
Mercedes-Benz 280SLの2オーナー、国内ではワンオーナーのフルレストア車両が入庫致しました。カリフォルニアで新車登録されたお車です。1994年から1995年まで1年間かけて、レストアを行っております。エンジン、ミッション、補器類、足回り、ボンネット、ドア、トランク、バンパー、インテリア、ガラス、ゴム類、モール類等全てのパーツを取り外し、ホワイトボディに近い状態まで分解して、レストアの作業を行っております。分解された各コンポーネントは、それぞれが更に細かく分解されてオーバーホールやリビルト作業を受けています。足回りのアーム類やシャフト類も丁寧に仕上げられ、組み上げられています。 当時のレストア作業中の写真が数百枚、綺麗にファイリングされています。写真を見る限り、かなり新車に近い状態まで仕上げたことが分かります。 そして1995年に日本に輸入されました。 1995年から2020年までの25年間、国内1オーナーのお車です。国内でも各部修理が行われており、内外装だけではなく、メカニズムのコンディションも完璧な状態となっております。 1969年(昭和44年)のお車という事は、今年で51歳です。半世紀です。50年以上経つお車で、これだけ世界中で人気があり、今なお現役で普通に走れるというのは、とても凄い事です。 メルセデスベンツ、BMW、アウディ、ポルシェ、フォルクスワーゲンなど、ドイツには世界的カーメーカーが何社も存在します。なぜ、ドイツでは自動車産業が盛んなのでしょうか。 その理由としてまずあげることができるのは、自動車発祥の地がドイツであることでしょう。世界初の自動車はメルセデスベンツの始祖となる「カール・ベンツ」と「ゴットリープ・ダイムラー」によって作られました。どの国よりも長く自動車の開発に携わってきたことで、品質や安全性が向上。また、そのことがドイツ車への安心感・信頼性を生むことにつながっています。 さらに、優れた部品業者が多いこと、熟練した職人を大切にするマイスター制度の存在、制限速度がないアウトバーンが普及していることも忘れてはなりません。 初代モデルは言わずと知れたガルウイングの300SL。その名の由来はライトウェイトスポーツを意味する『SPORT LEICHT』。当時メーカーとして既に成功を収めていたメルセデスをレース界でも一躍有名とした車です。 初代300SLのレースカーさながらの仕様と、190SLの汎用的な仕様を1台にまとめることはできないか、とする発想のもとで誕生したのがW113型となります。 その血統を受け継ぐニューモデルとしてデビューしたこのW113型は一見ラグジュアリーカー然としたスタイルながら、先代モデルのスポーツ性能をしっかりと受け継ぎ、当時サーキットでフェラーリ250GTと同等のラップタイムを刻んだという逸話が残るモデルです。 デザイナーに選ばれたのは彫刻・絵にも造詣の深かったポール・ブラック。直線と曲線を用いた絶妙なバランスのすっきりとしたボディフォルム、東洋の仏教建築における屋根の技法「軒ぞり(のきぞり=端に向かいしなやかに反りあがる形状に仕上げる技)」をモチーフにした通称パゴダと呼ばれるルーフ、それにマッチする縦型ヘッドランプなど、どれも非常に美しいスタイリングです。初代190SLと2代目280SLを比較すると、初代がどちらかというと肉厚で曲線ライン中心のボディラインに対し、280SLは無駄なものを極力排除しスッキリとしながらもどこか温かみのあるボディラインになっていて、走る貴婦人と呼ばれるのも頷けます。 230SLは、厳しくなる排出ガス規制をクリアしつつパワーアップさせるため、1966年には250SLに、1968年には280SLにリファインされました。1971年まで販売され、その間の販売台数は約49,000台となり人気を博し、今でも最も美しいメルセデスとしてファンを魅了しています。 メルセデスベンツ 280SLのエンジンは、2.8L 直列6気筒SOHCにボッシュ製燃料噴射装置が付き、オプションとなるものの当時まだ珍しかったパワーステアリングとオートマチックギアが選択できるようになりました。 快適で軽快な走行フィールとハンドリングとなるよう、トランクリッド・ボンネットはアルミ製パーツが採用され軽量化しています。最高出力は170PS、最高速度は200km/hを達成し、前後輪ともディスクブレーキが採用されています。 メルセデスベンツ 280SLは、W113シリーズのなかで一番排気量が大きいためパワーもあり、見た目の秀麗さと相まって価格は高いといえます。 このW113シリーズはパワステ・オートマバージョンも個体によってはあるので、比較的クラシックカーとしては扱いやすい面があります。 メルセデスらしい落ち着いたダークブルーレザーのインテリアに、ボディ同色のコンソールパネル・各部クロームメッキされたパーツやクラシカルなメーター、細い握りで径の大きなステアリングが古き良き時代を感じさせてくれます。 またドライブさせてみてもメルセデスらしいどっしりとした安定感ある走りはこの車の何よりの魅力でもあります。 |