年式 | 2015年 |
走行距離 | 8,700km |
外装色 | ホワイト |
内装 | ブラックレザー/アルカンターラ |
車検 | 2023年12月 |
車輌価格 | SOLD OUT |
Main equipment
年式 2015年(2014年12月早卸)
走行距離 8,700km
外装色 ホワイト
内装色 ブラックレザー/アルカンタラ
検査 令和5年12月
車両本体価格ASK万円
・2015y ポルシェ 911GT3 PDK クラブスポーツパッケージ 正規ディーラー車
・内装色 ブラックレザー/アルカンタラ
・3,799cc 水平対向6気筒DOHC24V 475ps/8250rpm 440N・m/6250rpm
・7速PDK
現在までの整備履歴
・2014年12月 14km 納車前点検整備 PC正規ディーラーにて
・2015年12月 3,157km 臨時点検整備 PC正規ディーラーにて
エンジンオイル、オイルフィルター交換
・2016年12月 4,320km 法定12か月点検整備 PC正規ディーラーにて
エンジンオイル、オイルフィルター、ブレーキフルード交換、ホイールボルト締付、ドライブシャフト締付、マフラー締付
・2017年11月 5,332km 法定24か月車検点検整備 PC正規ディーラーにて
エンジンオイル、Rキャリパーボルト交換、ステアリングギヤボックス締付、ステアリングアームドライブシャフト締付、アライメント調整、パワーステアリング締付、前後ブレーキパット清掃及び調整、タイヤ空気圧調整、ホイールボルト締付、サスペンション締付、ドライブシャフト締付、バッテリー充電、マフラー締付、ヘッドライト調整
・2018年12月 6,073km 法定12か月点検整備 PC正規ディーラーにて
エンジンオイル、オイルフィルター、ブレーキフルード交換、バッテリー充電、タイヤ空気圧調整、ホイールボルト締付、
・2019年12月 6,840km 法定24か月車検点検整備 PC正規ディーラーにて
エンジンオイル、発煙筒交換、サスペンション締付、前後ブレーキパット清掃及び調整、タイヤ空気圧調整、ホイールボルト締付ステアリングギヤボックス締付、ステアリングアーム締付、マフラー締付
・2020年12月 7,242km 法定12か月点検整備 PC正規ディーラーにて
エンジンオイル交換、バッテリー充電、タイヤ空気圧調整、ホイールボルト締付、
・2021年12月 7,419km 法定24か月車検点検整備 PC正規ディーラーにて
エンジンオイル、ブレーキフルード、バッテリー、パンク修理剤、リモコンキーバッテリー交換、前後ブレーキパット清掃及び調整、パーキングブレーキ清掃及び調整、タイヤ空気圧調整、ホイールボルト締付
・2022年11月 8,045km 法定12か月点検整備 PC正規ディーラーにて
エンジンオイル、オイルフィルター交換、バッテリー充電、タイヤ空気圧調整、ホイールボルト締付
メーカーオプション及び装備品
・クラブスポーツパッケージ¥0
・PCCB(ポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキ)¥1,668,000
・スポーツバケットシート¥603,000
・ガーズレッドシートベルト¥48,000
・フロアマット¥20,000
・バックカメラ¥49,680
・テレビコントロール設定¥5,400
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ポルシェ911(991)GT3が入庫致しました。今となっては非常に貴重な正規ディーラー出身、ワンオーナー車両です。ロールゲージが装着された人気のクラブスポーツパッケージ。2014年12月登録のみつまジャパン正規ディーラー車です。ポルシェジャパンです。
モデルイヤーは2015年となります。新車時から1オーナーのお車で、過去8回ポルシェセンターにて点検整備の履歴が残っております。撮影時の走行距離は僅か8,650km程です。屋内にて保管されていたお車で、禁煙車です。
詳細は後で記載しますが、2015年モデルは当時リコールが発生した後、対策、改善済のエンジンが新車から搭載されております。
サーキット走行はございません。もう一回います。ございません。
更に、今回のお車は新車時より毎年のポルシェセンター正規ディーラー記録簿が保管されております。
整備履歴を辿ると、多い年で年間約3,000km、少ない年ですと年間200km程となります。それでも毎年、ポルシェセンターできちんと定期点検を受けられております。
オーナー様が大切に乗られていたのが伝わってきます。
ポルシェ911GT3においては、走りを追及したモデルだけに、各オーナー様がそれなりの走りをして来られた歴史がボディに残されています。サーキットを走行される方もいれば、サウナに行かれる方、中には乗用車として乗られる方もいます。今回入庫したGT3はサーキット走行はしておりません。高速走行もそれほどされていないようです。フロント周りの飛び石跡が数カ所確認できる程度で、大きなものはありません。前後タイヤ直後の飛び石傷もありません。リアフェンダーのストーンガードはほぼ無傷です。
サウナに行かれているか否かはわかりません。
数万km走行されたGT3と、是非見比べてください。状態の良さをお判りいただけると思います。
お車の内装はオプションのクラブスポーツパッケージ付きです。スポーツバケットシート(¥603,000)、ロールケージのほか、運転席用6点式シートベルト、バッテリーメインスイッチ、消火器などが装備されておりますが、消化器が見当たりませんでした(泣)
シートベルトはガーズレッドです。赤です。
特筆すべきオプションは何と言ってもポルシェ・セラミック・コンポジット・ブレーキ(PCCB)です。当時¥1,668,000という高額のオプションでした。
スチールブレーキと比較してブレーキの効きの違いは勿論ですが、991.1GT3に黄色いキャリパーは偉さを感じてしまいます。
991型GT3といえば、デビュー直後に大規模なエンジンの損傷と、車両火災リコールが発生して、一時販売を中止して初期生産の785台を全てポルシェが回収し、対策済みのエンジンに乗せ換えるという歴史があります。
トラブルの原因はエンジン内のコネクティングロッドのボルトが緩み、この状態のコネクティングロッドが、クランクケースを破損。そして、ここからオイルが漏れ、火災に至ったという事のようです。
997世代までは通常の911のエンジンと911GT3のエンジンは設計が異なり、GT3系は「ハンス・メツガー・ユニット」を採用していたものの、991世代のGT3からは991カレラSのエンジンをチューンして使用するようになっていて、より負荷の高いGT3では予想外の問題が生じたのかもしれません。
そんな事があった為、エンジンのメーカー保証は10年又は12万kmに延長されております。
2014年モデルのポルシェセンターでエンジン載せ替えた車両よりも、初めから対策済みのエンジンが生産ラインで搭載されている2015年モデルの方が人気があります。昨今の空冷911ブームでもそうですが、いかに新車時から手が加えられていないかが価値を左右しています。
走りをピュアに追求したポルシェの代名詞として信奉してきたハードコアなファンが動揺した991型GT3。何しろ991シリーズに設定された911 GT3は、とうとう空冷由来のエンジンとお別れし、ギアボックスはPDKだけの設定となり、電子制御式のリアホイールステアなんてものまで付いているのです。
「カレラ4」用をベースとするワイドトレッドのボディーは、これまでの流儀にのっとって大きな開口部を備え、前後に大型の空力パーツが装着されています。997後期型のGT3と比べると最大ダウンフォース量は実に20%も増加しているといわれます。
リアに積まれるエンジンは、カレラシリーズが使う直噴ユニットをベースとしています。しかしながら鍛造ピストン、チタンコンロッド、ロッカーアーム式バルブ駆動の採用など徹底的に手が入れられて、最高回転数9000rpmという超高回転型となりました。最高出力は475ps、最大トルクは44.9kgm(440Nm)を発生します。
PDKも、軽量化やローギアード化を行い、GT3専用の変速プログラムが与えられています。操作系も、パドルスイッチはストロークが詰められ、またセレクターレバーは手前に引いてシフトアップ、押し込んでダウンというレーシングパターンに変更されています。これは非常に大きな、そしてうれしい変更です。
アルミ素材の採用などで軽量化されたシャシーには、新たに電子制御式デフを使ったPTV Plus(ポルシェ・トルク・ベクトリング・プラス)、そしてリアホイールステアが搭載されています。後者は、低速域ではフロントと逆位相に、高速域では同位相にそれぞれ最大1.5度、後輪を操舵することで、低速での軽快な挙動と、高速域での安定性をいずれも向上させるのが狙いだそうです。
スポーツシートに体を滑り込ませてエンジンを始動すると、室内にはGT3の独特なガラガラとした無愛想な音と振動が今のクルマとしては異例なほどダイレクトに侵入してきます。エンジン回転が微妙に上下する不安定なアイドリングは初代GT3から不変です。と思ったら、何とコレはあえてそうしているのだそうです。今どき、それらを均(なら)す事などたやすいが、高回転型エンジンを積むクルマらしく演出しているというのです。ギミックとののしるなかれ。これが何とも嬉しかったりするのです。
このエンジン、高回転型とはいっても低速域からトルクは出ていますし、車重は1430kgと軽く、またPDKも加速重視のローギアードな設定とされていることもあって、日常域でも十分に動きの軽さと力強さを実感できます。とはいえ、本領を発揮するのはもちろんアクセルを奥まで踏み込んだ時です。4000rpm辺りから音とレスポンスがさらに研ぎ澄まされ、7000rpmオーバーまで一気にパワーをさく裂させるだけでも頭が真っ白になりそうですが、新型GT3はその先でさらにサウンドが甲高く変化し、まるで3段目のロケットに火が入ったように9000rpmまで伸び切るのです。これはもう快感以外の何物でもありません。
PDKの反応も鋭くダイレクト。多少のショックも厭わず素早く変速していきます。2段連続のダウンシフトを試みた時などの、とてもマニュアルギアボックスでは不可能な電光石火の変速ぶりを目の当たりにすると、PDKのみの設定となったことにも納得するしかないという気にさせられます。
しかし、だからといって左足が退屈してしまう。なんてことはありません。なぜなら左足には、フットレストの上で絶え間ないGに対して踏ん張り続ける役割があるからです。
20インチへと拡大された、見るからにドライグリップ重視の、つまり最小限の溝しか掘られていないパターンを持つタイヤの路面への粘着力は凄まじく、コーナリングの限界は公込むと微小な舵角から、まさに意のままのレスポンスで応えてくれます。
気掛かりだったリアホイールステアは、逆位相に切る50km/h以下の低速域では、自分を中心にクルリと向きが変わる感覚に、その効果が感じられる気もするが、いずれにせよ違和感は皆無です。ただただよく曲がり、安定感も凄まじいということに尽きます。
もっとも、一般道では高速域でのメリットをハッキリと体感するのは難しです。もちろん実際には、恩恵を受けているに違いないのですが、機会があれば高速コーナー主体のサーキットでも試してみたいお車です。
PASMをスポーツモードにすると、挙動がさらにシャキッとしてステアリングの正確性が一層際立ちます。タイヤ溝が浅いせいか、雨の中では若干つま先立った感じもしますが、その時はPASMをノーマルにすれば十分なグリップ感を得ることができます。すべてが極めて実戦的なのです。
エンジンが変わりPDKになり後輪操舵が付いても、本質は変わっていません。ガチガチなボディーに締め上げられた足まわりがつくり出す乗り心地、荒ぶるサウンドとレスポンスを堪能していると、気持ちの高ぶりを抑えきれず、そのままどこかのサーキットに向かって、思い切りそのポテンシャルを引き出してみたいという衝動に駆られてしまいます。まさにこれぞ、GT3がGT3であることの変わらぬ証しではないでしょうか。
昨今、992型の新車の生産台数の制限もあり、世代、国内外を問わずGT3の人気が沸騰しております。992型では3500万円以上、991.2型でも2200万円以上、997型も1400万円以上と数年前と比べると1.2倍~1.5倍位に値段が跳ね上がっております。
そんななか991.1型GT3は数年前とそこまでは値段が変わっておりませんが、992型の売値が3500万円が普通と感じられる様になってしまった昨今、今後どうなることでしょうか?
早いもので991.1型GT3もデビューより9年が経過します。今後状態の良い個体は減っていく一方と存じます。
数年後に振り返ると空冷の様に値上がりしてしまい、1,000万円台真ん中~後半で991.1GT3買っておけば良かったよわたし、となっているかもしれません。
エンジンのパワーも価格も上がってしまった最新型992GT3が良いのは当然ですが、991.1GT3は速くて、楽しい車です。
人気のクラブスポーツ、PCCB付きの低走行、毎年のPC記録簿が揃ったGT3です。
1オーナーの走行距離が僅か8,650km程の極上車です。今がチャンスです。
何がチャンスかはわかりません。
ご購入をご検討下さる方は、是非一度現車をご覧になられてからお考えいただくことをお勧めします。
おすすめします。
大切に所有し続けていたい一台です。
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